Rougié

新しいレシピ!
大地におりた泉州水ナなす

青木 伸吉 (Bistro and A)

素材

<フォワグラの麦塩麹マリネ>
フォワグラ・エスカロップ40/60  4枚

<麦塩麴>
麦麹50g
塩 17g
水 100g

<鴨のコンフィ>
骨付き鴨もも肉 1本
塩、胡椒、ニンニク、鴨の脂  適量

<黒米と麦のスフレ>
黒米 10g
麦  10g
水  適量

<マデラソース>
牛スジ  100g
ミルポワ  50g
マデラ酒  300g
赤ワイン   70g
フォンドヴォー 500g

<水なすのコンポテ>
水なす  4個
鴨のコンソメ 100g
クルミオイル 適量

<水なすのピューレ>
水ナス  1個
バター  適量

<水なすのレモンマリネ>
水ナス 1/4
レモンオイル 適量

<調味料>
塩、胡椒、オリーブ油

<盛り付けで使用するもの>
ローストしたクルミ、マイクロハーブ

作り方

1、<フォワグラの麦塩麹マリネ>
麦塩麴の分量を合わせて、65℃で24時間発酵させる。その後ミキサーにかけペースト状にする。
フォワグラの重さの1/10の重さの麦塩麴でフォワグラを真空パックで1時間マリネする。

2、<鴨のコンフィ>
塩、胡椒、ニンニクで一晩マリネした後、鴨の脂と一緒に真空パックし、
80℃で3時間真空調理する。
3時間火入れ後、粗熱がとれた後、肉をほぐす。

3、<黒米と麦のスフレ(パフ)>
黒米と麦、水を鍋に入れ炊き上げる(約40分)。後乾燥させ、完全に乾燥したら180℃の油で揚げ、塩をする。

4、<マデラソース>
牛スジをしっかり焼き色が付くまで焼き、ミルポワを入れ炒める。
マデラ酒、赤ワインを加えしっかり煮詰めた後、フォンドヴォーを加え、さらに煮詰めて味を調える。

5、<水なすのコンポテ>
水なすに切り目を入れ、オリーブ油と塩をし、アルミニウムに包んで180℃のオーブンに25分入れる、オーブンから出した後、アルミニュウムを取り除き、粗熱が取れたら切り込みを入れておいたところから、果肉を取り出す(後で皮を使うので破かないように注意する)。
果肉を取り出したらコンソメに入れ馴染ませる、その時にクルミオイル適量加える。

6、<水なすのピューレ>と<生水なすのレモンマリネ>
ピューレは水なすを剝き、ダイスカットにし、オリーブ油でソテーする(焼き目が付かない程度に)。
火が通ったらミキサーにかけ、適量のバターをいれ味を調える。
水なすのレモンマリネは、水なすを5㎜角に切り、塩とレモンオイルで真空パックする。

7、<仕上げ&盛り付け>
水なすコンポテ、レモンマリネ、ほぐした鴨コンフィ、砕いたクルミ、鴨の脂を合わせ、ファルス(詰め物)を作る。
マリネしたフォワグラに粉を打ち、ポワレする。
コンポテを作る時にくり抜いた水なすの皮にファルス(温めておく)を半分詰め、その後フォワグラを入れ、皮を閉じる。
180℃のオーブンで2分ほど温めた後、マデラソースを刷毛で水なすに満遍なく塗り、サラマンダーで茄子の表面を温める。
水なすを温めている間に、皿の中央にピューレを敷き、その上に黒米と麦のスフレを広げておく。
皿に盛り付ける前にもう一度水なすにマデラソースを塗った後、盛り付けて、ハーブを飾りつけ完成させる。